美術科教育コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

高度学校教育実践専攻
美術科教育コース
山下 鴻峰さん
近畿大学 文芸学部出身
2022(令和4)年度入学

私が所属する美術科教育コースの魅力は何といっても制作するための設備が揃っていることです。私の専門は陶芸ですが絵画、彫刻などの他の分野においても設備が他の大学と比べてかなり充実しているので美術の教員を目指している学生はもちろんのことアーティストとして修了後の進路を考えている人にとっても制作に没頭することができるというのが魅力だと思います。

2022(令和4)年8月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 私自身は、大学からの推薦で受けたため、デッサンの実技試験は免除されたので実技試験に関しては「とにかく描きまくってください」としか言えないです、すいません。ただ口述試験においては「自分がなぜ大学院まで来たのか、ここで何をしたいのか、どんなことに興味があるのか」などを面接用の綺麗ごとではなく本心で伝えることが大事だと思います。合格の秘訣かといわれると違うかもしれませんがそんな感じです。気負わず自分のできることを出し切ってください。
  • 美術科教育コースに進学した動機・きっかけは?
  • 一番にまだ制作をしたかったというのがあります。教員免許は大学時代にとっており、卒業後に教員になることもできたのですが、大学4回生の時に将来の進路を考えた時にまだ制作、私の場合だと陶芸ですが、続けたかったんですよね。設備は自分で揃えようとすると場所もお金も必要ですし、ありがたいことに大学院に行くことを許してもらえた環境だったからという感じです。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 基本授業以外は陶芸室か院生室にこもっているので印象というと難しいですが、やりたいことができるので楽しいです。同期の子や先輩、現職院生の方々もフレンドリーなのでアットホームな雰囲気っていうんですかね、良い感じです。 あとは関係ないかもしれませんが自然が豊かなところですし、すぐ近くに海もあるので色々と疲れた時なんかに逃げるところがあるっていうのがいいですよね。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • おすすめの科目は「教職基礎力開発演習Ⅰ」といういわゆるゼミです。教授と制作やそれ以外のことについての意見を交換したりして知識を深めることができるのがいいですね。制作では技術が身につきますが、知識はなかなか自分だけの力で集めるのが私は苦手なのでこういったゼミの時間を利用して知らなかったことを知れる、興味の幅を広げることができるというのが個人的におすすめするポイントです。
  • 大学院修了後のこと、今後の目標について教えてください。
  • 大学院修了後も制作しているんじゃないですかね。アーティストとして生きいくというよりかは行けるとこまで行ってみたいという意地の方が大きいです。 もちろん制作のためには手に職をつけなくてはいけない場面もあると思います。その時には美術教員になっていたりもする気がしますね。今のところはこれからの流れに身を任せてその都度その都度一息つきながらあがいていると思います。
 
山下さんの1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度)
時限
    学級経営の理論と実践 授業の理論と実践 今日的な特別支援の課題とその対応
生徒指導の理論と実践 カリキュラムデザインの理論と実践     教育評価の理論と実践
教職基礎力開発演習Ⅰ       Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
        学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ
学校危機管理の実践        
大学院授業科目
学部授業科目
その他