音楽科教育コース
院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。
※収録当時の所属で記載しています。
高度学校教育実践専攻
音楽科教育コース
上林 千紗子さん
関西国際大学 教育学部出身
2022(令和4)年度入学
音楽科教育コースは、音楽の専門的知識だけでなく、音楽教育とは何かを深く学ぶことができます。しっかりした論文を書いたことがなくても、1年半で学会発表ができるほど成長することができました。指導案の書き方や教材研究の仕方まで、とても丁寧に教えてくださるため、これから授業を作っていくうえで、必要な勉強の仕方を身に着けることができると思います。
2023(令和5)年10月収録
- 合格のための秘訣を教えてください。
- 出身大学から鳴門教育大学への推薦をいただき、面接試験のみで入試を受けました。とても緊張していましたが、先生方が答えやすいように質問をしてくださっていたので、無事に合格できたのだと思っています。楽典の内容を口頭試問で聞かれましたが、ほとんどわからず、答えられませんでした。しかし、質問の内容を易しくしていただき、答えられる範囲で質問に答えました。
- 音楽科教育コースに進学した動機・きっかけは?
- 私は、小学校教員になりたくて、出身大学で小学校教諭の免許を取得しました。しかし、ずっと大好きだった音楽についてもっと学びたい、小学校音楽専科になっても問題ないくらいの専門知識や技術を身に着けたいという気持ちで進学しました。入学したら大好きなホルンを吹いたり、ピアノをたくさん弾きたい!と思っていました。(実際は練習している時間よりも机の前で本を読んだり論文を書いている時間のほうが多いです。)
- 入学しての本学の印象はどうですか?
- 当時は研究に対しての意気込みよりも、音楽の技能的なことばかり見ていました。しかし、ゼミの中で同期の院生や先輩をみて、自分がどんな研究ができるのか、強みは何かを考えながら取り組むことができるようになりました。最初は音楽の技能的な面でも、知識的な面でも自分に自信がなく、ゼミの中での発表が怖くて仕方がなかったことを覚えています。だんだん、自分の得意なICTのこと、それを取り入れた音楽の授業やそれらを研究している人たちが日本にいることを知ったことで、どんどん興味がわき、自分の研究テーマが決まってくると、論文完成に向けて集中して勉強できるようになりました。
- おすすめ授業科目について教えてください。
- 学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ
授業の作り方
- 大学院修了後のこと、今後の目標について教えてください。
- 修了後は小学校の教員になって、大学院で学んだことを忘れないように、これからも勉強しながら現場で活躍できる教員になりたいと思っています。一緒に勉強する仲間を見つけることもできたので、これからも切磋琢磨しながら音楽教育を研究し続けたいです。
1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度) | |||||
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1 | 学級経営の理論と実践 | 授業の理論と実践 | |||
2 | 生徒指導の理論と実践 | カリキュラムデザインの理論と実践 | 教育評価の理論と実践 | ||
3 | 教職基礎力開発演習Ⅰ | 学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ | Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育 | ||
4 | 学級経営実践演習A | ||||
5 |
通年講義:教育実践研究Ⅰ
大学院授業科目 |
学部授業科目 |
その他(就職支援行事) |