理科教育コース

院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。

※収録当時の所属で記載しています。
 

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高度学校教育実践専攻
理科教育 コース
杉本 一成さん
愛媛大学 工学部 応用化学科出身
2022(令和4)年度入学

省略

2023(令和5)年9月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 理科教育コースの入学試験は筆記試験と口述試験でした。筆記試験では、まずは過去の入試問題を鳴門教育大学のホームページから入手し、出題形式を確認しました。自分は学部時代、化学を専攻しており、物理・生物・地学についてはあまり自信がなかったので、基本事項をしっかりと理解することに努めました。また、理科教育法に関する問題については、関連する書籍を購入し熟読しました。口述試験の対策については、大学院でどのような研究をしたいのか、自分の言葉で説明できるように練習しました。なぜその研究が必要なのか、具体的にどのように研究するのかなどを深めておくと良いと思います。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 私は学部時代に教員免許を取っていませんでしたが、元々教育分野への関心はあり、自分自身の将来を考える中で教員になりたいという思いが強くなりました。そこで、大学院で3年かけて教員免許を取得することができる鳴門教育大学の存在を知り、せっかくなら自分の興味のあるものに挑戦したいと考え、進学を決めました。
  • 入学しての本学の印象はどうでしたか?
  • 鳴門教育大学の大学院は、全国から様々なバックグラウンドを持った人が集います。多種多様な経験をしてきた人達と関わることができ、自分自身の視野を広げることができたと思います。また、教授の皆様をはじめ、長期履修学生支援センターの先生方など、頼りになる方々がたくさんおり、研究のことや勉強のことなど様々な相談にも快く乗ってくださいます。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • 「Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育」です。変化の激しいこれからの時代を生き抜く人材を育成するために、どのような教育が必要であるか、教員はどのようなマインドを持って教育活動に臨むべきかを学ぶことができます。これまで自分が受けてきた教育と、現在求められている教育のギャップを知り、教育界の新しい価値観を言語化できるようになると思います。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 鳴門教育大学大学院の特色でもある学校教員養成プログラムに通う長期履修学生は、最初の1年は学部の授業のみを履修します。学部の授業では、大学の自然科学に関する基礎的な内容を学ぶこともあり、自分が高校、大学時代に苦手だった分野について学び直しをすることができました。また、学部時代の専門以外の科目についても学ぶことができ、自分の知識や興味の幅を広げることができます。
 

       

杉本さんの1年次前期の時間割(2022(令和4)年度)
時限
学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ(理科)   学校組織マネジメントの理論と実践 授業の理論と実践 今日的な特別支援教育の課題とその対応
教育相談の理論と実践 カリキュラムデザインの理論と実践     教育評価の理論と実践
物理学Ⅲ 学習者の心理とアクティブラーニング 主免教育実習事前事後指導(中等) 教職基礎力開発演習Ⅰ(理科) Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
教育制度・経営論 学校心理学   生物学実験Ⅱ  
特別活動指導論     生物学実験Ⅱ  

通年講義:読書と豊かな人間性,学校図書館メディアの構成

 

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