グローバル教育コース
院生によるコース・分野等紹介を、インタビュー形式で紹介しています。
人間教育専攻
グローバル教育コース
日本語教育・日本文化分野
黄天皓さん
2022(令和4)年度入学
本学のグローバル教育コース日本語教育・日本文化分野では、教育現場の経験が豊富な日本人の学生がたくさんいます。私はそのような年上の学生を先生とみなし、いろいろ勉強しています。また、大都市で寂しい一人暮らしより、同じ留学生の学生と一緒に学生寮に住むことがすごく新鮮だと感じました。私が所属する日本語教育・日本文化分野には、日本語教育現場の経験豊富な先生、日本語教育研究が得意な先生、日本語学に精通している先生がいます。この学校で学習・研究生活を送る中で、先生方のアドバイスに非常に助けられています。
2022(令和4)年11月収録
- 合格のための秘訣を教えてください。
- 鳴門教育大学の公式サイトに公開されていた過去問を分析し、小論文の書き方について特訓しました。『日本語教育能力検定試験に合格するための用語集』という赤い本を教科書として、日本語教育の専門知識を勉強しました。自分が大学院で研究したいテーマが日本語学か、日本語教育学か、教育現場のどちらに近いか、しっかり考えてください。
- グローバル教育コースに進学した動機・きっかけは?
- 将来は、母国で高校の日本語教師になりたいです。自分は、映像素材による日本語学習とポートフォリオ分析に興味を持っています。大学院でこれをテーマとして研究し、今後の日本語教育に活かしたいと考えています。
- 入学しての本学の印象はどうですか?
- 自然が豊かで、学生寮で生活しているうちに、たくさんの日本人の学生や留学生と仲良くなりました。困ったときに、互いに助け合い、鳴門の生活にどんどん慣れていきました。グローバル教育コースの日本人の学生は、教育経験者が多いです。留学生である私たちを導いてくれました。例えば、「日本語文法研究」という科目では、期末発表会があり、日本人と留学生が一緒に準備に取り組みました。資料を準備したときに、彼らは教育経験を活かし、先生のように私たちを引っ張ってくれました。
- おすすめ授業科目について教えてください。
- 私のおすすめの授業は「異文化コミュニケーション研究」です。この授業は発表の数が多く、日本人の学生方がグループ内で話し合った内容をまとめて、発表のチャンスを留学生たちに譲ってくれました。留学生である私たちのコミュニケーション力が向上し、発表の経験を積むことが出来ました。
- 大学院へ進学するメリットを教えてください。
- 日本語学校のときに、身につけられなかったチームワーク力、論理的思考力、コミュニケーション力を大学院での学習・研究生活で更に向上させることができます。
黄さんの1年次前期(前半)の時間割(2022(令和4)年度) | |||||
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1 | 日本語教育法研究(日本語教育観察実習) | ||||
2 | 日本語教育学研究 | ||||
3 | 異文化コミュニケーション研究 | 言語習得・発達論 | |||
4 | |||||
5 | 日本語音声表現研究 | 日本語文法研究 |
集中講義:社会言語学研究
その他:課題研究Ⅰ
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