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2010年度に行いました海外視察をご報告いたします。

◆2010.10.13~10.16
 Center for Safe Schools and Communities, Denver, USA  (Dr. Sara Salmon, Executive Director)





         
   まず訪問したのはアメリカで一番平均標高が高いコロラド州の州都デンバー市です。ロッキー山脈の美しい景観からは想像しにくいですが暴力問題に取り組む街です。
   学校暴力・攻撃予防で活躍されるサーモン教授の研究所を訪問しました。

     14日、サーモン教授の指導のもと、学校全体で学校暴力・攻撃予防に取り組む「リッジビュー・カレッジ」を見学しました。
 矯正機関として進路指導と進路保証に実績を誇っています。恵まれた施設を持ち、300人の高校生が寮生活 をしながら高校を卒業し 、 就職か大学進学するそうです。
     今回の視察には当センターより4名、岡山大学より1名、アメリカ・ハートフォード大学より1名が参加いたしました。




   
     15日、ビルロバーツ小学校を訪問しました 。「メルツ」というリラックス法から授業が始まります。生徒の皆さんからプレゼントを受け取り、お返しにスタッフが心を込めて折った折鶴やかぶとを教室に飾っていただきました。       チャールズ・ブラッドリー小学校を訪問しました。ロールプレイでソーシャル・スキルを練習する授業は、とても人気があるそうです。生徒の皆さん、先生方と記念撮影をしました。   CSSC研究所にて、サーモン教授。


       
◆2010.10.18~10.20
 CASEL (Collaborative for Academic, Social, and Emotional Learning),
 Chicago, USA (Dr. Roger P. Weissberg, President, and Member, CASEL Board of Directors) 




   
  16日、シカゴを訪問しました。       18日、シカゴ市郊外にあるノースウェースターン大学を訪問しました。ミシガン湖湖畔にある美しい大学です。     青少年のアフタースクール支援がご専門のバート・ ハーシュ教授を訪問しました。当センターのプロジェクトを紹介し、意見交換しました。大変な関心を寄せていただき、今後の連携を約束いたしました。





   
  ハーシュ教授より山崎センター所長に
献本いただきました。
      19日、全米はもとより世界のSEL教育を
 リードするCASELを訪問いたしました。
 
      イリノイ大学シカゴ校のスタッフを交え 、当センターの取り組みを紹介し、熱心な質問と意見交換をいたしました。ランチタイムも惜しんで、熱心な議論が展開されました。





         
     CASELの代表(プレジデント)であるロジャー・ワイスバーグ教授によるプレゼンテーションが行われました。   記念撮影。     CASEL本部にて、スタッフの皆さんと。
 
       
◆2010.5.24~5.29
  私立小学校Padua Collage小学部, 公立中学校・高校Mansfield State High School, Queensland州教育省など(オーストラリア ブリスベン)





     
   いくつかの学校を訪問した後、Queensland州教育省においてSocial Emotional Learning(SEL)の普及を担当するスタッフからお話をお伺いしました。メルボルン大学教授、バーナード博士のプレゼンテーションに招待されました。教育省スタッフ対象・QLD州教員対象、QLD州学校長対象の会議でオーストラリア全土の81校が参加した研究結果が発表され、SEL教育の重要性と推進の必要性が力説されました。ブリスベン市内の3つの大学の教授に予防教育に関係する話をお伺いし、今後の連携を話し合いました。
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