「鳴門教育大学地域連携センター・生徒指導支援センター共催公開シンポジウム」を開催しました
1 事業目的
“インターネット依存”“ゲーム依存”について,「ゲーム障害」という新たな疾患として世界保健機関(WHO)総会で正式に認められた今,
学校・地域・家庭はそれぞれこの問題にどう取り組めばいいのかを考える。
2 日時
2020(令和2年)1月11日(土)9:30~12:00
3 場所
鳴門教育大学 地域連携センター2階 教授スキル演習室
阿南市立大野小学校 (つながルーム阿南)
美馬市役所 会議室(つながルーム美馬)
香川県教育会館 会議室
4 当日のプログラム
基調講演:
国際医療福祉大学 専任講師 鶴田 利郎 氏
シンポジウム:
国際医療福祉大学 専任講師 鶴田 利郎 氏
四国新聞社編集局 報道部記者 金藤 彰彦 氏
鳴門教育大学 阪根 健二 教授
鳴門教育大学 泰山 裕 准教授
5 研修会の内容
インターネットやゲームに依存し,日常生活に支障をきたすような依存症に対し,学校・地域・家庭でどう取り組むかを検討した。
最初に,基調講演を国際医療福祉大学講師の鶴田氏が行い,インターネット依存の実態や授業で使える教材,授業を行う上での注意点等が述べられた。
その後のシンポジウムでは鶴田氏に加え,四国新聞社の金藤氏,鳴門教育大学の阪根氏,泰山氏を交え,
インターネット依存・ゲーム依存に対する今後の方策について意見交換を行った。
最後に本会場,各サテライト会場から質疑があり,シンポジウム各登壇者が応答した。
【参加者の感想(一部抜粋)】
◯改めてゲーム依存、ネット依存について考えさせられた。コントロールを含め社会全体としてうまく付き合っていく方法を見つける必要があると感じた。
◯ネット依存は今後の学校教育にとってますます関心が高くなってくると思う。正しい知識を理解させ、自ら判断させることとともに、
一番感じたことは、親・教師が子どものしていることを把握することが大事だと思った。
◯保護者の方々にどのようにこの問題を取り上げるかも大きな問題だと思います。学校、家庭、地域、企業が一緒に考えなければいけないと感じました。
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