「いじめとLGBTQ+をみんなで考えるシンポジウム」を開催しました
令和5年12月10日(日)にBPプロジェクト「いじめとLGBTQ+をみんなで考えるシンポジウム」を開催しました。
今回のシンポジウムは会場及びオンライン同時配信により開催し,本プロジェクトの関係者のほか,
教育関係者,連携大学関係者,学生,一般等約100名(うち約70名がオンライン)の参加がありました。
まず,佐古学長からの挨拶の後,元ユネスコ国際プログラムコーディネーターのChristophe Cornu(クリストフ・コーヌ)氏
から「ユネスコの経験からみたLGBTQ+といじめ」と題し,ユネスコにおけるLGBTQ+の生徒を対象としたいじめやSOGIEに
基づく学校現場でのいじめ問題に対する取り組み事例の紹介と,これらの活動を実施する中で得られた教訓についてご講演を
賜りました。
佐古 秀一 学長 (挨拶) |
Christophe Cornu(クリストフ・コーヌ) |
講演後は,Christophe Cornu(クリストフ・コーヌ)氏,タイのPrince of Songkla(プリンス・オブ・ソンクラー)大学の
Ruthaychonnee Sittichai(ルサイチョネー・スィッティチャイ)准教授,鳴門教育大学の葛西真記子教授,大阪教育大学の
戸田有一教授とともに「ユネスコの経験とタイの視点からLGBTQ+といじめを議論する」というタイトルでシンポジウムが行われ,
活発な討論や情報交換が行われました。
討論の様子 (シンポジウム「ユネスコの経験とタイの視点からLGBTQ+といじめを議論する」) |
Ruthaychonnee Sittichai |
最後は,鳴門教育大学 美馬 持仁 理事・副学長からの閉会挨拶で締めくくられました。
美馬 持仁 鳴門教育大学理事・副学長 |
参加者からは「普段聞けない世界の状況やユネスコの話について聞く事ができた」,「いじめやLGBTQ+について,
日本だけでなく国際的な視点から学ぶことができたのがとてもよかった」などの感想が寄せられ,実り多いシンポジウムとなりました。