BPプロジェクト令和4年度徳島大会を開催しました
2022(令和4)年11月26日(土),鳴門教育大学においてBPプロジェクト令和4年度徳島大会を開催しました。
開催形式は,今年度も新型コロナウイルス感染症対策と遠隔地からの参加を考慮し,
会場参加とオンライン同時配信のハイブリッド開催となりました。
参加者は,県内外あるいはWebから教育関係者・本学学生・一般等約60名でした。
大会当日は,池田 誠喜 鳴門教育大学教授による司会・進行のもと,活発な議論や発表が行われました。
まず冒頭で,主催者を代表し,佐古 秀一 鳴門教育大学長からの開会挨拶がありました。
続いて,徳島県教育委員会人権教育課 いじめ問題等対策室の蔭山 善宏 (かげやま よしひろ)室長から
徳島県の取組について発表,報告がありました。
次に,葛西 真記子 鳴門教育大学教授から「LGBTQに関する理解」について発表(動画出演)がありました。
その後,小倉 正義 鳴門教育大学教授から「障がいのある児童生徒の理解」について,
YSCグローバルスクールのピッチフォード理絵(りえ)多文化コーディネーターから「外国ルーツの児童生徒の理解」について
発表・講演が行われました。
シンポジウム「多様性の理解といじめ問題の防止」では,
高橋 知己(たかはし ともみ)上越教育大学教授/いじめ・生徒指導研究センター長による
コーディネートのもと,各発表者による意見交換や,参加者からの質疑応答が行われました。
最後は,美馬 持仁 鳴門教育大学理事・副学長の閉会挨拶で締めくくられました。
参加者からは,「様々な立場の先生方からお話を聞き,学校現場で役立つ情報をたくさん得ることができた」
「自分の中にある無意識の偏見や,『当たり前』を疑うことの重要性について気づくことができた」
などの感想が寄せられ,非常に有意義な徳島大会となりました。
佐古 秀一 鳴門教育大学長 |
蔭山 善宏 いじめ問題等対策室長 |
葛西 真記子 鳴門教育大学教授(動画発表) |
小倉 正義 鳴門教育大学教授 |
ピッチフォード理絵 多文化コーディネーター |
高橋 知己 上越教育大学教授/いじめ・生徒指導研究センター長 |
質疑応答の様子 |
美馬 持仁 鳴門教育大学理事・副学長 |