BPプロジェクト令和3年度徳島大会を開催しました
2021(令和3)年12月4日(土),鳴門教育大学においてBPプロジェクト令和3年度徳島大会を開催しました。
また,大会のプレイベントとして「SOGIと学校でのいじめ」と題した報告会を併せて実施しました。
いずれも実施に当たり,コロナウイルス感染症対策と遠隔地からの参加を考慮して,オンライン同時配信を行いました。
報告会では,まず,鳴門教育大学 葛西真記子教授,大阪教育大学 戸田有一教授より,
本年度これまで4回にわたって,タイ,中国,インド,韓国各国の研究者と
オンラインにて実施したDiscussion Seminorの報告がありました。
それを受けて,徳島県教育委員会 武田博史氏,明治大学 佐々木掌子准教授のコメントがあり,
その後,報告者,コメンテーターの4名を中心に,
会場参加者やオンライン参加者(web会議システムのチャット利用)を含めた活発な意見交換が行われました。
BPプロジェクト徳島大会では,池田誠喜 鳴門教育大学教授の司会のもと,
主催者を代表して山下一夫 鳴門教育大学長の挨拶がありました。
続いて,いじめ防止活動の実践報告として,鳴門教育大学附属小学校の横瀬美穂教諭,
附属中学校の廣田愛実里教諭,東大和市立第一中学校の立川裕校長,藍住町立藍住中学校の西山伸二校長より
学校現場での取組事例を紹介していただきました。
その後,鳴門教育大学 阪根健二特命教授より「生徒指導のリスクマネジメント」,
鳴門教育大学 阿形恒秀特命教授より「BPプロジェクトを通して見えてきたこと~いじめの本質」について
講演が行われました。
参加者からは,「取組について,今後参考にしたいと思った。」
「いじめについて,法律や文書だけの考え方ではなく,いかに関わっていくかの視点が得られたと感じた。」
などの感想が寄せられ,非常に有意義な研修会となりました。
当日は、県内あるいはWebから教育関係者・本学学生・一般等約150人(うち80人がオンライン)の参加がありました。
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SOGIと学校でのいじめ(プレイベント)の様子 | BP徳島大会の様子 |