BPプロジェクト令和元年度第2回徳島大会を開催しました。
令和元年12月7日(土),鳴門教育大学においてBPプロジェクト令和元年度第2回徳島大会を開催し,県内外から教育関係者・本学学生・一般等約70人の参加がありました。
本大会は,阿形恒秀 鳴門教育大学教授(いじめ防止支援機構長)の司会のもと,主催者を代表して佐古秀一 鳴門教育大学理事・副学長の挨拶がありました。
阿形 恒秀 鳴門教育大学 いじめ防止支援機構長 |
佐古 秀一 鳴門教育大学 理事・副学長 |
まず始めに,本学人間教育専攻心理臨床コースの吉井健治教授から「いじめによる不登校-つながりの危機と回復-」と題して講演が行われました。
いじめの重大事態としての「いじめによる不登校」に焦点を当て,いじめを受けた児童生徒及びその保護者への貢献を中心において,臨床心理学的視点からの理解と支援についてご講演いただきました。
吉井 健治 鳴門教育大学 教授 |
続いて,本学生徒指導支援センターの竹口佳昭研究員から,本学の附属学校園のいじめ防止対策について報告が行われました。
附属学校園のいじめ防止対策ワーキンググループやいじめ問題等ケース会議での活動内容についてご報告いただきました。
竹口 佳昭 鳴門教育大学 研究員 |
質疑応答では多くの意見や質問が交わされ,活発な意見交換が行われました。
参加者からは,「臨床心理学の視点からの分析を聞くことができ,理解しやすい講演だった」「いじめに関する視点や視野が広がり,大変勉強になった」といった感想が寄せられ,非常に有意義な研修会となりました。
本プロジェクトでは,今後も連携大学において研修会の開催を予定しており,次回の研修会は令和2年2月29日(土)に福岡教育大学の主催で開催されます。
また,令和2年2月9日(日)には今年度の総括として,東京でシンポジウムを開催します。
BPプロジェクトは,今後もいじめ問題の防止に向けた積極的な取組とその成果の発信に取り組んで参ります。