BPプロジェクト令和元年度第1回徳島大会を開催しました
令和元年8月9日(金),鳴門教育大学においてBPプロジェクト令和元年度第1回徳島大会を開催し,県内外から教育関係者・PTA・一般等約90人の参加がありました。
本大会は「いじめ防止対策推進法のこれまでとこれから」をテーマとし,阿形恒秀 鳴門教育大学教授(いじめ防止支援機構長)がコーディネーターを務めました。
阿形 恒秀 鳴門教育大学 教授 (コーディネーター) |
主催者を代表して山下一夫 鳴門教育大学長の挨拶後,新井肇 関西外国語大学教授及び高橋知己 上越教育大学教授による話題提供が行われました。
いじめの防止等のための基本的な方針の策定や第三者委員会の委員長を務めた経験から,いじめ防止対策推進法が制定された成果と今後の課題について話題を提供いただきました。
山下 一夫 鳴門教育大学長 (開会挨拶) |
新井 肇 関西外国語大学教授 |
高橋 知己 上越教育大学教授 |
続いて,佐藤秀行 公益社団法人日本PTA全国協議会長及び安西政和 徳島県教育委員会人権教育課いじめ問題等対策室長による指定討論が行われました。
公益社団法人日本PTA全国協議会で作成した『今すぐ!家庭でできるいじめ対策ハンドブック』の紹介や徳島県のいじめ問題や課題,また徳島県で実施しているいじめ防止対策が紹介されました。
佐藤 秀行 公益社団法人日本PTA全国協議会長 |
安西 政和 徳島県教育委員会人権教育課いじめ問題等対策室長 |
研修会の様子 |
ディスカッションの様子 |
佐古 秀一 鳴門教育大学理事・副学長 (閉会挨拶) |
その後のディスカッションや質疑応答でも,多くの意見や質問が交わされ,活発な意見交換が行われました。
参加者からは,「全国のいじめを防止するための取組がよく分かった」「今後の生徒指導の参考にしたい」といった感想が寄せられ,非常に有意義な研修会となりました。
本プロジェクトでは,今後も連携大学において研修会の開催を予定しており,次回の研修会は令和元年9月28日(土)に上越教育大学の主催で開催されます。
その後も,令和元年11月30日(土)に宮城教育大学の主催で,令和元年12月7日(土)に鳴門教育大学の主催で研修会を開催します。
更に,来年2月9日(日)には今年度の総括として,東京でシンポジウムを開催します。
BPプロジェクトは,今後もいじめ問題の防止に向けた積極的な取組とその成果の発信に取り組んで参ります。