平成29年度第2回徳島大会を開催しました。

2017年10月27日

 平成29年10月8日(日)に,徳島市のザ・グランドパレス徳島において,平成29年度第2回徳島大会を開催し,県内外から教育関係者・一般等約100人の参加がありました。

 開会に当たり主催者を代表して,山下一夫 鳴門教育大学長が挨拶した後,坪田知広 文部科学省初等中等教育局児童生徒課長 による「いじめを考える」,葛西真記子 鳴門教育大学教授(生徒指導支援センター所長)による「性の多様性の理解と学校現場でのいじめの現状」と題した講演が行われました。

 

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    山下鳴門教育大学長(開会挨拶)     講演を行う坪田児童生徒課長            葛西鳴門教育大学教授

  坪田課長からは「いじめの定義と積極的認知の必要性」と「いじめ対応で果たすべき教委と学校の役割」,葛西教授からは「性的指向によるいじめの事例」と「学校現場でできるいじめ事例への対応姿勢・重要ポイント」などが示されました。

  参加者からは「学校のいじめ防止対策への取組を組織全体で再構築したいと思った」,「子どもたちが多様性を認めて,本当の意味で自分らしく生きていくために,教師としてどのように関わっていけば良いのか考える機会となった」といった感想が寄せられ,非常に有意義な研修会となりました。

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    講演に聴き入る参加者            阿形恒秀鳴門教育大学教授          佐古秀一鳴門教育大学理事・副学長
                                   (司会進行)                    (閉会挨拶)

 本プロジェクトでは,今後も各連携大学において研修会の開催を予定しており,次の研修会は,平成29年12月2日(土)に青森県弘前市にて開催されます。

 また,来年2月11日(日)には今年度の総括として,事業紹介,研究発表のほか,いじめ防止に対する取組報告を通じて,本プロジェクトの取組を全国へ発信・拡大することを目的に,東京でシンポジウムを開催します。

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教務部学術情報推進課改革プロジェクト
電話:088-687-6012