国立大学附属学校におけるいじめ防止等の対策のための協議会で鳴門教育大学の阪根健二教授が講演を行いました(12月24日(土))
平成28年12月24日(土)一橋大学一橋講堂において『国立大学附属学校におけるいじめ防止等の対策のための協議会』が開催され,BPプロジェクトメンバーである鳴門教育大学阪根健二教授がいじめ問題への対応について講演を行いました。
講演を行う阪根教授
この協議会は,日本教育大学協会と全国国立大学附属学校連盟の共催で,国立大学附属高等学校のいじめ事案の教訓や「国立教員養成大学・学部,大学院,附属学校の改革に関する有識者会議」の設置を契機に,教員養成大学・学部,附属学校の関係者が自ら危機感を深く共有し,他のモデルとなり得る附属学校づくりと,いじめ等の問題に適切に対応できる教員を養成する大学・学部となるため,教員養成大学・学部,附属学校の関係者が自発的にいじめ問題に取り組むことを目的に開催されました。
『国立大学附属学校におけるいじめ防止等の対策のための協議会』
1.開会挨拶
日本教育大学協会副会長・全国国立大学附属学校連盟理事長
(埼玉大学教育学部教授・埼玉大学教育学部附属中学校長) 首藤 敏元
2.文部科学省からの説明
1)文部科学省高等教育局大学振興課長 角田 喜彦
2)文部科学省初等中等教育局児童生徒課長 坪田 知広
3.講演
「附属学校園におけるいじめ問題への対応について-求められる人権感覚と適切な対応-」
鳴門教育大学大学院学校教育研究科教授 阪根 健二
4.全体を通しての質疑応答・意見交換等
5.閉会挨拶
日本教育大学協会附属学校委員会副委員長・全国国立大学附属学校連盟副理事長
(千葉大学教育学部教授・千葉大学教育大学附属中学校長) 丸山 研一
会場の様子
阪根健二教授の講演は,附属学校園の役割や課題から最新のいじめ問題にまで及び,参加者に色カードを配付し,問いかけに回答できるようにするなど,参加者と一体となった講演になりました。
全国の附属学校関係者326名を含む約400名の参加があり,熱心に質疑が行われるなど,熱のこもった協議会となりました。
来たる2月12日(日)には本プロジェクト活動1年間の総括であるいじめ防止支援シンポジウムが東京で開催されます。多数の御参加をお待ちしております。