上越教育大学で「いじめ等予防対策支援プロジェクト〈BPプロジェクト〉フォーラム」が開催されました(10月4日(日)開催)
上越教育大学は,10月4日(日)に,いじめ問題への関心の喚起,啓発を目的として,
「いじめ等予防対策支援プロジェクトフォーラム―いじめ防止研究の最前線―」を同大で開催しました。
盛会の会場
このフォーラムは,「いじめ防止支援プロジェクト(BPプロジェクト)」事業の一環として実施
しました。上越教育大学では,いじめ問題に強い教員を養成するための大学授業でのカリキ
ュラム開発や学校教員向けの研修プログラムの開発をテーマとしており,本フォーラムでは,
同大教員が各専門領域から最新の研究成果を発表しました。会場はこの取組への関心の
高さを示すように公立学校教員や学生等でほぼ満席となりました。
当日は,佐藤芳德学長から開会に当たって挨拶があった後,事業責任者の林泰成副学長
から事業説明があり,引き続き,山田智之准教授,稲垣応顕教授及び高橋知己准教授の順
に,これまでの研究成果の発表があった後,新潟県教育委員会義務教育課の井上正裕副参事,
国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの藤平敦総括研究官及び総合司会の
安藤知子教授が加わり,指定討論が行われました。
参加者からは,「防止・早期発見・対応の段階を踏むという,私たち一人ひとりの行動の重要
性を学んだ」,「子どもたちの心の声を逃すことなく,未然防止・早期発見に努めていきたい」な
どの意見が寄せられました。
指定討論後の質疑応答の様子