BPプロジェクト徳島大会が開催されました!
8月7日(金),徳島市のあわぎんホールにおいて,BP(いじめ防止支援)プロジェクト徳島大会が開催されました。
大会では,鳴門教育大学田中雄三学長開会挨拶の後,徳島県教育委員会佐野義行教育長,来賓として,
文部科学省初等中等教育局児童生徒課長 坪田知広氏,徳島県知事 飯泉嘉門(代理:徳島県政策監 豊井泰雄)氏から
挨拶を頂戴しました。
続いて,本事業に連携協働して取り組んでいる宮城教育大学・上越教育大学・鳴門教育大学・福岡教育大学の
関係者の方々の紹介と事業紹介スライドが上映され,社会全体が連携協働して本気になって取り組む大切さを
出席者の皆様にお伝えしました。
その後,前出の坪田知広氏及び森田洋司鳴門教育大学特任教授の講演,
そして,阪根健二鳴門教育大学教授の講義が行われました。
例えば,いじめの認知件数についての考え方や,いじめであるかどうかを判断することにより
いじめと疑われるもの全てに対応することの大切さなど,実践的で有意義な内容でした。
文部科学省初等中等教育局児童生徒課長 坪田知広氏 「いじめの問題に関する現状と取組」
坪田氏からは,いじめ問題への積極的な取組の実施とBPプロジェクトへの応援の言葉が述べられました。
講演後には,理解のある坪田氏の言葉に「救われる思いがした」と出席した小学校教員から
感動のコメントが寄せられていました。
鳴門教育大学特任教授 森田洋司 「いじめ防止対策推進法制定3年目を迎えて 今,改めて問い直すべきこと」
森田特任教授の熱意あふれる講演には,「もっと深く拝聴したかった」
「もう一度時間を取って講演を受けたい」と多くの参加者が心動かされたようです。
鳴門教育大学教授 阪根健二 「ネットいじめや『ケータイ(スマホ)問題』に関する教師の知識の現状把握と指導の改善について」
会場には,教職大学院で阪根教授に指導を受けた方も多く,教授の講義を心待ちにしている方も見受けられました。
参加者からは「具体的でわかりやすい内容」は,すぐに学校での研修に生かし,「思いを伝えたい」とのコメントが多数寄せられました。
徳島県内の現職教員の方々をはじめ,県内外の教育関係者の皆様等370名余りの参加があり,心地よい疲れを感じた研修会となりました。
参加してくださった皆様,関係者の皆様ありがとうございました。