Flash アクション・スクリプト講座 〜その4〜
【【カーソルを追う「目玉」を作る】】
Flash再生エリア内に入ったカーソルを追う目玉を作る「呪文(アクション・スクリプト)」。
0、まずFlashを立ち上げ「Action Script 2.0」で画面を新規作成する。
1、まず目玉の「グラフィックシンボル」を作る。
(円の中に黒円を作り、小さい円は外側の円の右端にくっつくように作る
2、次に目玉の「ムービークリップシンボル」を作る。
先に作った「グラフィックシンボルの目玉」を配置し、そのレイヤーに5コマめまでフレームを作る。
同じムービークリップ上で、第2のレイヤーを作る(このレイヤー名をlabelとする)。
このレイヤーの第1コマ目を指定し、プロパティタブの名前欄に
「_up」
と記入する。
更に同じムービークリップ上で、第3のレイヤーを作る(このレイヤー名をactionとする)。
最初のコマに「空白キーフレーム」を入れ、ここに以下のスクリプトを書き込む。
___________________
stop();
___________________
3、表舞台である「シーン」上に「目玉のムービークリップ」を配置する。
このレイヤーのフレーム数は1個のみでOK。
画面上の「目玉のムービークリップ」を指定し、
アクションタブを開き、以下のスクリプトを記入する。
___________________
onClipEvent (mouseMove) {
dx = _root._xmouse-this._x;
dy = _root._ymouse-this._y;
this._rotation = Math.atan2(dy, dx)*180/Math.PI;
}
___________________
記入が終わったら、
シーン上の目玉を
ALTキーを押しながらドラッグし2つに増やしてやる。
(目玉は二つある方が、自然に見える。でしょ?)
この状態で「メニュー」→「制御」→「シーンプレビュー」を行うと、
カーソルを追う目玉が表示される。
もちろん、二つの目玉の間にカーソルを通せば
「寄り目」もしてくれる。