手回し計算器 展示物の手回し計算器は,東芝の子会社である東京電機製のBlueStar計算器や大本鉄工所の大本寅治郎が開発したタイガー計算器で,世界中で手回し計算器が数多く開発された。 手回し計算器の展示では,ドイツのボンにあるArithmeum博物館等が数多くの手回し計算器を展示しており代表的である。 タイガー計算器については,当初は自分の名前を付けが寅印計算器の名称で販売したがほとんど売れず,カタカナでのタイガー計算器の名称に変えると爆発的に売れたとの逸話がある。 電卓が普及する前の昭和の中期では,日本における大学研究での必需品であった。