中型計算機 展示のボードは1975年頃の当時3億円程度の価格の中型コンピュータFACOM 230-38の制御ボードである。 仮想記憶方式の採用,1KビットMOS ICメモリの採用,ファイル用磁気ディスクパック装置(パック1台当り100Mバイトの容量)の接続などの特徴を有していた。 電源を入れてからOSが動作するまで5分程度かかり,プログラムはパンチカードを入力装置に入れて読ませていた。 長時間待った後に一文字のタイプミスでのコンパイラエラーとなるなど,現在のコンピュータ利用とは格段の差があった。