Speak&Spell Speak&SpellはTexas Instrumentsが開発・販売した子供用のおもちゃで,文字をタイプすると声が出る仕組みになっている。 元々は板倉・斎藤両氏による音声分析合成方式(PARCOR)における声道断面の反射係数を使ってモデル化する原理が用いられたものである。 従来は米国で発案されたものを日本で商品化すると言われていたが,Speak&Spellに関しては,日本で発案されたものが米国で商品化された例となる。 初期のSpeak&Spellの装置は売られていないが,復刻版が売られているようで,展示物は音声データに相当するものである。 米国シリコンバレーにあるコンピュータ歴史博物館の土産物として購入した。