HDD内部構造 展示物は,歴史的に代表的なHDD(Hard Disk Drive)を選び,内部を見えるようにしたものである。 ヘッド部分は,上下の強力な磁石で挟まれて,浮き上がるようになっている。 Maxter D540X(40.0GB,ディスク1枚,ヘッドアーム3本,2ヘッド)の場合は,台座側磁石が55.9mTで,ヘッド上側磁石が62.9mTであった。 また,SEAGATE Barracuda ST118273N(18.2GB,ディスク10枚,ヘッドアーム11本,10ヘッド)の場合は,台座側磁石が224.0mTで,ヘッド上側磁石が357.4mTであった。 なお,HDDを処分する際は,個人情報の保護のために,専用のソフトウェアを用いて0の列と1の列を複数回の書き込みを行った後に,物理的に穴を開けるのが最良である。