第11回鳴門生徒指導学会のお知らせ


ここでは、平成13年度に行われた学会についての概略をお知らせします。

日時:8月18日(土)〜8月19日(日)
会場:ホテル アウィーナ大阪
    大阪市天王寺区石ヶ辻町19番12号  電話:06-6772-1441
日程:
8月18日(土)

 受付

13:30〜14:00

開会行事ならびに学会総会14:00〜15:00
(1)開会の言葉 田中会長
(2)協議
・会則確認
・2000年度事業報告
・2000年度会計報告
・2000年度監査報告
・2001年度事業計画
・2001年度予算案提示
・2001年度会長選出および挨拶
・その他
(3)学会奨励賞授与
(4)閉会の挨拶
 来年度の計画として、鳴門生徒指導学会と共催の形で日本生徒指導学会を開催したい。
講演会15:15〜17:00ころ
講師 北村 陽英奈良教育大学教授
「高校生からの相談より」
 大学での仕事とあわせて、相談の仕事にも携わっている。学級の児童生徒の数を減らしていけたらいいなと考えている。
 養護教諭には先ず見立てをしてほしい。生徒理解をしてほしい。見立てをすることができると、生徒の理解が深まるのではないだろうか。
 個々の生徒を一人一人理解した上で教育をしてほしい。深く理解すれば、それにあわせた指導ができるのではないだろうか。その子なりの問題性が分かってくるのではないだろうか。その子なりの発達にあわせてやってほしい。

移動受付

講演会終了後〜18:00

学会懇親会
兼第12回同窓会懇親会

18:00頃〜20:00頃


8月19日(日)

 受付

9:00〜9:30

鼎談「21世紀の道徳教育・人権教育を考える」9:30〜11:30
鼎談者 佐野安仁徳島文理大学教授
     上杉賢士千葉大学教授
     七條正典香川大学教授・文部科学省教科調査官
佐野:
環境倫理、情報倫理の視点が求められる。倫理、環境、自然資源の枯渇、次世代に対しての保全。現在生きている人権を保障。保障することが正義と考えてきた。生まれていない人たちの正義へと拡大して考えることが求められる。
七條:
関係性の重視。非行・問題を抱えている子。ある学校で学級委員を引き受けた生徒の例。圧力による形から次第に変わっていった。関係性の促進。道徳的価値を考えること。具体的に生活の中で相手のことを考え理解していくことから。ロールプレイ、意図的に組み立てている。相手の視点に立ってやっていくという手法も。
上杉:
関係を結ぶ能力、コミュニケーション能力を持つことは重要。関係を結びたいと思っているができない。関係を結ぶスキルを持つことが。アメリカでのチャッタースクールの重要なポイント。居住区により決まる公立学校の出会いの不幸。コミュニティースクールの提携があげられている。子どもをどれだけ大事にしているか。
閉会行事 12:10頃〜
   


Copyright 2001 Naruto Association of school Guidance and Counseling:Last Updated 2001.10.01