真空管 展示物は,真空管,トランジスタ,抵抗,発光ダイオード,光センサ,P-ROM IC,パラレル接続用とシリアル接続用のIC,通常のTTL ICである。 真空管は,陰極を加熱して電子を放出させ,陽極で受け止めることにより電流を流すが,途中で電解や磁界により流れる電子の量を制御して電流値を制御するものである。 本来は電流の制御を細かく行って増幅器に利用するが,コンピュータでは最大か最小の増幅によって2値化する。 2進数のコンピュータでは,大量の電子を流すか流さないかにより,0と1を判断することができる。 速度が遅く電力を使う真空管は現在では用いられず,トランジスタを微細に組み込んだ集積回路が用いられる。 トランジスタはP型とN型の半導体を組み合わせて,エミッタとコレクタの間に流れる電子の量を中間のベース電圧で制御して電流値を調整するもので,増幅回路として使う点では真空管を小型・高速化・省電力化したものである。 トランジスタの材料は,当初はゲルマニウムが用いられていたが,現在はケイ素が主流になっている。 なお,インジウムリンや窒化ガリウム等の化合物半導体を用いると,更なる高速化が可能になっているが,その分コンピュータが高価になる。