鳴門教育大学
 
スタッフ紹介 −社会系コース
大石 雅章
OISHI
Masaaki
教授    日本史学専攻。主として、日本史学(中世研究)・ 日本社会史研究を担当。 日本中世における国家や社会の構造論を研究テーマとしています。 とりわけ寺社勢力 (延暦寺・興福寺を中核に全国に散在する寺社に集まる集団) の分析から人々の社会生活の実体に迫り、 従来の武士社会とは異なる中世社会像の構築に努めています。
 著書:岩波講座日本通史、第8巻(共著、岩波書店)。
 論文:比丘尼御所と室町幕府(日本史研究、1990)、興福寺大乗院門跡と律宗寺院 (日本史研究、2000)など。
木原 克司
KIHARA
Katsushi
教授     歴史地理学専攻。中でも、考古地理を専門領域としています。主として人文地理学・地誌学を担当。 日本を含めて東アジア世界の都城の構造についての研究を進めるとともに、我が国古代の農村計画である条理制度の源流と全国的な施行過程を明らかにする研究も続けています。
 著書:『アジアと大阪』(共著、古今書院)。論文:「摂津・河内の条理地割施行と直線古道」(大阪市文化財論集、1994)など。
 修士論文指導としては、「那賀川平野における地形分類と開発の展望について」、「紀州日高における地主的土地所有の展望と空間構造に関する歴史地理学的考察」「大型小売店舗の進出に伴う消費動向の変化」など。
齋木 哲郎
SAIKI
Tetsuro
教授     東洋倫理学専攻。儒教を中心にして中国人・ 日本人の価値観や倫理観を講じ、関係する基礎資料を読みます。専門領域は中国の儒家思想、 なかんずく春秋学を中心とした漢代儒家思想の展開であり、ここ数年は唐・宋代の春秋学の研究にも歩みを進めています。
 論文、「賈誼の太子教育論と西漢儒学」 (『中国─社会と文化』第6号、1992) 「董仲舒と『春秋穀梁伝』−西漢穀梁伝の一断面−」 (『日本中国学会報第44号、1993) 「『塩鉄論中の賢良・文学と孟子─漢代における孟子思想の展開諸論─」 (『東方学』第87号、1994)、著書、『秦漢儒教の研究』汲古書院(単著)、『五行・九主・明君・徳聖(馬王堆出土文献訳注叢書)』東方書店(単著)など。
 修士論文の指導としては「苟説『申鑑』の研究」 「陸賈『新語』の研究」など。
立岡 裕士
TATUOKA
Yuuzi
教授    人文地理学専攻。人文地理学特講2・地誌学特講・ 人文地理学演習2・地誌学演習。地理学実習を担当。社会的に生み出されるものとしての景観を社会の地理思想の表現として分析することに努めています。
 論文:「小さな家」の辺境の風景(『徳島地理学会論文集)』2、1997年)など。
 修士論文は地理学担当教員が合同で指導しているので、題目に関しては木原教授の項を参照してください。
 立岡裕士のHP
西村 公孝
NISHIMURA
Kimitaka
教授    社会科教育学専攻。社会科教育学演習,社会科教材論特講V(公民領域)国際理解の教育を担当。小・中・高一貫の公民形成カリキュラムについて開発・実践のための授業はどうあるべきか、実践的研究を主眼とする。また,男女共同参画社会の形成者を育てるカリキュラム開発にも関心をもっています。
 著書・論文には、『地球社会時代に生きる力を育てる』(黎明書房、2000)、「小中高一貫の公民形成カリキュラム開発ー「社会形成力」の育成を目指してー」(日本公民教育学会『公民教育研究』第11号、2003)などがあります。
 修士論文については,公民教育 (主として政治教育),国際理解教育などの研究について指導していくことになります。
山本 準
YAMAMOTO
Jun
准教授    社会学専攻。社会学演習,社会学概論,社会学特論などをを担当。近世から近代に至る過程で社会構造がどのように変化したのかを、特に家族構造の変動と教育システムを中心として実証的に研究しています。
 著書には『現代産業社会と教育』(明石書店、1992)、『新・社会福祉論』(八千代出版、1992)、『社会学フォーラム』(福村出版、2000)、『紫煙のゆくえ−喫煙の社会環境』(たばこ総合研究センター、2005)、『阿波の遍路文化』(徳島地方自治研究所、2007)『徳川日本のライフコース』(ミネルヴァ書房、2008)などがあります。
 修士論文については、地域文化の歴史的特性、家族・教育あるいはコミュニティを対象とした実証的な研究が現在行われており、文献資料の収集・調査の方法・収集データの分析方法などの研究指導を行っています。
 社会学ゼミHP
青葉 暢子
AOBA
Nobuko
准教授    経済理論・保険理論・公共経済学。マクロおよびミクロ経済学。中でも生命保険や損害保険を対象とした企業の戦略的行動や製品差別化行動に関する研究や国家的な規制と保険企業の行動との関係についての研究を主な研究領域としています。
 経済学ゼミHP
麻生 多聞
ASO
Tamon
准教授    新自由主義的グローバリズムの展開により、憲法制定権力者たるはずの市民が、政治的虚無状態に定位しつつある現状がある。自律的な自己決定から導かれるデモス的政治主体としての個人の涵養というレベルから、日本国憲法下における立憲平和主義を再構成するという課題に向き合うため、カントの平和思想を端緒として、日本国憲法9条の統制的理念たる機能を客観的認識たらしめ、さらには戦争に対する抑止力へと昇華せしめるべく模索を続けている。
 著書として、『平和主義の倫理性−憲法9条解釈における倫理的契機の復権・増補改訂版』(日本評論社、2009、単著)、『対テロ戦争・憲法・平和』(西田書店、2009、共著)、『平和学を学ぶ人のために』(世界思想社、2009、共著)など。
伊藤 直之
ITOH
Naoyuki
准教授    社会科教育学専攻。学部授業は初等社会科教育論,地理歴史科教育論などを,大学院授業は社会科教育学研究,社会科教材開発研究T(地理)などを担当しています。主たる研究対象は日英の社会系教科カリキュラムです。とくに地理教育の比較分析を通して,カリキュラム開発の理論と方法を体系化しようとしています。市民性(シティズンシップ)育成への教科の関わり方,映像メディア視聴による社会認識と態度形成,ならびに地域学習・産業学習の授業構成論にも関心を有します。
 最近の著書・論文には,『社会認識教育の構造改革』(明治図書,2006年,分担執筆),「地理カリキュラム編成における地域学習の視点と方法―イギリス中等地理スキーム・オブ・ワークの場合―」(全国地理教育学会『地理教育研究』第1号)などがあります。
梅津 正美
UMEZU
Masami
准教授    社会科教育学(歴史教育)専攻。 授業は,社会科授業研究,社会科教材開発演習U(歴史領域)を担当します。 研究は,次の4つの主題を中心に進めています。@現代アメリカにおける歴史教育内容改革論研究:社会史を基盤としたアメリカの歴史カリキュラムの分析を通じて,市民性育成の歴史教育の原理・内容・方法を考察する。 A歴史授業論研究:市民性育成のために,規範反省学習としての歴史授業論を提起し,理論に基づく教育内容開発を行う。B社会科評価論研究:評価目標と評価方略を明示し,問題の作成根拠や問題の妥当性を客観的に説明できる社会科テスト問題作成方略の開発研究を行う。 C社会科教育実践力を育成する教師教育プログラムの開発研究:社会科教育実践力の構造を解明し,その育成のための評価スタンダードと教師教育プログラムを開発する。
 最近の著書・論文/ 1.『歴史教育内容改革研究−社会史教授の論理と展開−』風間書房,2006年(単)2.「社会科におけるテスト問題構成の方法−社会科学力評価−」『鳴門教育大学研究紀要』第22巻,2007年,pp.175-187(単) 3.「歴史教育における規範反省学習の授業開発−小単元「近代日本の身体観と国民化〜規範が持つ権力を考える〜」の場合」社会系教科教育学会編『社会系教科教育学研究』第20号,2008年,pp.41-50,(単) などがあります。
原田昌博
HARADA
Masahiro
准教授    ワイマル共和国期ドイツにおけるナチスの労働者獲得政策および労働者のナチス支持の実態解明を研究テーマとしています。特にナチスの被用者組織「ナチス経営細胞組織」が果たした労働組合的な機能に着目することでナチスの労働者獲得志向を明らかにし、ナチスと労働者の対立関係を強調した従来の見解の修正を試みたいと考えています。
 著書として『ナチズムと労働者―ワイマル共和国時代のナチス経営細胞組織』(勁草書房、2004年)、論文として「1932年11月のベルリン交通ストライキとナチス経営細胞組織」(『西洋史学』205号、2002年)、「「赤いベルリン」とナチズム」(佐藤眞典先生御退職記念論集準備会編『歴史家のパレット』渓水社、2005年)など。
町田 哲
MACHIDA
Tetsu
准教授    日本史学専攻。主として、日本近世史・地域史を担当。日本近世における地域の社会構造を研究テーマとしています。これまで大阪南部・和泉地域の村落を素材として、村請制・村落運営・地主−小作関係・宮座・講など、村内の諸要素の関連性を重視しながら、村落社会に生きた人々のありようを探ってきた。阿波国の村落社会や、江戸・大坂や徳島などの都市社会にも関心を持ち、その分析に取り組んでいます。
 著書として『近世和泉の地域社会構造』(山川出版社、2004年)、論文として「泉州一橋領知の惣代庄屋について」(『ヒストリア』178、2002年)、「一橋領知上方支配と川口役所」(塚田孝編『大阪における都市の発展と構造』山川出版社、2004年)など。
 
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