Dr. Howell の講義、PAES825を聴講した。出席者は11名。このうち1人がMA(現職教員)で後はM.Ed.。M.Ed.といっても、ほとんどは20代の後半で、鳴門教育大学の「ストレートマスター」に比べるとフケているというか、大人びている。この講義は、子どもの障害の性質やレベルにあわせて、何を(カリキュラム)、どのように(教育方法)教えるかを考えていく授業。「ガイドノート」という方法を使ってDr. Howell のレクチャーが行われる。
講義の後半には、Dr. Howellから「マスター・ティーチャー」として選ばれた先生(MAの修了生がほとんど)がゲストでレクチャーを行う。内容は、講義の前半にDr. Howellが話した内容を、どうやって現場で実践しているか、あるいはしていないか。これを学校で実際に使っている教材(既製品やオリジナルの教材)を見せながら非常に具体的に話していく。
面白かったのは、学生からの質問が、Dr. Howellよりも、この「マスター・ティーチャー」に集中したこと。質問の内容も、たとえば、「重度の障害児がインテグレーション(統合化)のクラスに入ってきているが、十分な時間がさけない。何かいい方法はないか」とか、「ティームティーチングをしているが、どうもエイド(助手)との協力体制が組めない。どこを工夫すべきか?」など、すごく具体的である。こうした質問に対して、「マスター・ティーチャー」が答え、それをDr. Howellが、主に教育工学的、心理学的な立場からコメントしていく。また、授業に参加している他の学生からのコメントもある。
4時半から始まった授業だが、あっという間に1時間半がすぎて終了。授業が終わった後も、ディスカッションは終わらず、教室のあちこちで学生とDr. Howell、そしてマスター・ティーチャーが話を続けている。
理論と実践がうまくブレンドした、面白い授業であった。