College Degrees Through Distance Learning 3/1(月)

 注文していた遠隔教育大学のガイドブック『College Degrees Through Distance Learning』(Shaunheid, 1999)が届いたので、今日はこの本からの情報をまとめてみる。

遠隔教育の必要性

 社会は以前にも増してめまぐるしく変化するようになった。それにつれてプロ(職業人)として要求される知識や技能も変わっていく。だから大学を卒業した後も、継続して学習をすることが必要になった。とはいっても社会人の時間は限られていて、わざわざキャンパスへでかける時間も惜しまれる。都合のいい時間に、都合のいい場所で、自分のペースで学習を進めることができるような機会が望まれている。

インターネットの普及

 1996年の調査で、アメリカでは16歳以上の国民の21.5%がインターネットを利用していることが示されており、なおもその数は急速に伸びている。これによりインターネットを使った遠隔教育も飛躍的に増加している。また、それ以外にも、ビデオ・オーディオテープ、双方向性のテレビを使った授業、衛星放送、ファックスなど、多様なメディアを駆使したプログラムが提供されるようになっている。

学習観の変化

 遠隔教育に入ってくる学生は一般的にこれまでの学生よりも高いモチベーションをもっていることが多い。また、社会経験により、同じ教材もより深く考察し、理解する傾向がある。

 これまでは学生の授業への参加に対して学位が与えられていた傾向があるが、遠隔教育では学生がどれだけ学んだか、能力を高めたかで学位が与えられる傾向にある。

 教官から学生へ情報を伝達するという教育観より、学生が自主的に自分の社会での成功に役立つことを学んでいくという教育観への変化がみられる。したがって「教えられたことをどれだけ学んだか」というより「学び方を学んだ」ことが評価されるようになってきている。

 何歳までに(何年で)学位を取るという制限をはずして、一生をかけて学び続けるという見方になってきている。

 社会人学生の豊富な経験や知識を評価し、活かす授業づくりが求められるようになってきている。

高学位→高収入

 教育省(Department of Education)の調査では、45年間の勤続により、修士号を取得した人は学士を取得したより平均で$500,000以上、博士号を取得した人は平均で$1,000,000以上の収入を得ると報告している。

教育に関する修士コースを提供している大学

 この本には遠隔教育を実施している300の大学が提供する2500のコースが記載されている。その中で教育に関する修士コースをひろってみた。

Computing and Education

Computer Technology in Education

Elementary Education

Early Childhood Education

Early Childhood Education Administration

Education

Education Administration

Education and Teaching

Education and Technology

Education Leadership and Change

Educational Administration

Educational Leadership

Educational Leadership and Higher Education

Educational Media and Media Endorsement

Educational Psychology

Educational Technology

Educational Technology Leadership

Physical Education

Special Education

Teacher Education (教員資格取得コース)

Shaunheid, E. (1999)College Degrees Trough Distance Learning: Earn your fully accredited degree from home. Little School Houses Press.