双方向テレビ講義:OM3010 Operational Management 3/4(木)

 CODEC(双方向テレビシステム)を使った経営学部の講義、OM3010: Operational Management を聴講した。

 CODECの教室は、新しく完成したProfessional Development の建物にある。部屋は比較的小さく、30-40人くらいの規模。部屋の正面左には教壇と制御装置、右には大きなモニターが2台。そのうち1台は常にストックトン分校の様子がうつしだされている。部屋の後ろにはやはり大型モニター(ストックトン分校の様子)があり、これは教官用。そのモニターの上部には教官を撮影するカメラが設置されている。このカメラは教官が移動したら、それを自動的に追尾するように仕組まれている。

 授業開始とともに、教官はストックトン分校との回線をチェックする。この教官はすべて自分で操作するようだ(前日、見学したITFSの2つのクラスでは、どちらも学生バイトがカメラ操作を担当していた)。分校の学生がくしゃみをすると本校の教室で聞こえるのが面白い。

 授業は、生産管理についての講義で、トヨタの“just-in time”方式などについて解説していく。この教官は講義のすべてをパワーポイントで用意しているらしく、正面の2つのモニターの1つにはパワーポイントの画面が表示される。ところが、文字が小さいのでとても読めない。でも誰も文句を言わない。しかも、この教官、教壇に置いてある自分のノートパソコンを見ながら(学生でなく、カメラでもなく)、延々と話し続ける。教室に大きなモニターがある以外は、普通の講義とかわらない授業だ。学生とのやりとりがそもそもないので、これじゃ「双方向」の意味がないなと思う。6時から9時の長い授業だったので、早々に失礼した。

 他にも、ITFSを利用したクラスを2つ見学した。1つは美術。もう1つはコミュニケーション。美術の授業はビデオやスライド(静止画像)を見せながら教官が解説していくというもので、やはり学生とのインタラクションはほとんどなかった。コミュニケーションのクラスも一般的な講義。教官が話し、学生が聞くという、いわゆる講義形式の授業を行う教官にとっては、テレビ授業は通常の授業とあまり異なるとは受け取られないのだろう。