BPプロジェクトいじめ防止支援シンポジウムを開催しました

2018年3月15日

 平成30年2月11日(日)に東京駅前のステーションコンファレンス東京にて,文部科学省,国立教育政策研究所,公益社団法人日本PTA全国協議会のほか,東京都教育委員会及び全国小・中・高校長会(校長協会)並びにNHK等各メディアなど多数の関係機関からの後援を得て,シンポジウムを開催しました。今回のシンポジウムは開始から3年目となる本プロジェクトの中間報告の場として開催され,参加者には,本プロジェクトの関係者のほか,全国から教育委員会関係者,教員,学生,一般など約170集まりました

 第1部では各大学の学長による挨拶の後,「各大学・地域におけるBPプロジェクトの展開」と題した宮城教育大学 熊野充利理事・副学長,上越教育大学 林泰成副学長,鳴門教育大学 阿形恒秀いじめ防止支援機構長,福岡教育大学 大坪靖直教育総合研究所副所長によるこれまでの成果を生かした座談会が行われました。

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  第2部では,本プロジェクトの協力団体である国立教育政策研究所から有松育子所長をお招きし,来賓挨拶の後,森田洋司 鳴門教育大学特任教授(日本生徒指導学会会長,文部科学省いじめ防止対策協議会会長)による「国の『いじめ防止基本方針』の改定とその趣旨-文部科学省「いじめ防止対策協議会」の審議から-」と題した,いじめに関する定義と認知の見直しについての熱のこもった基調講演がありました。

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 その後行われた取組紹介では,協力団体の公益社団法人日本PTA全国協議会 齋藤芳尚副会長による「日本PTA全国協議会のいじめ対策への取組」と,後援をいただいた東京都教職員研修センター研修部教育開発課 志村 安統括指導主事 による「東京都におけるいじめ防止教育推進のための取組」ついて,発表がありました

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 閉会の挨拶では,連携大学を代表して見上一幸 宮城教育大学長が務め,次年度以降も本プロジェクトによる,いじめ問題の防止に向けた積極的な取組とその成果に対する期待について抱負が述べられました。
 

 BPプロジェクトは,4年目に向けて更なるいじめ問題の防止に向けた積極的な取組と,その成果の発信に取り組んで参ります。

 

 

 

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