鳴門教育大学なるっ子パワーアップ教室にて「買い物マスターになろう！」と題する小学生向け消費者教育講座を行いました。
買い物のルールがよく分かること、上手な買い物の仕方とお金の使い方が考えられるようになることが目的の講座です。

前半は、買った物を返品したいという大学生のお客さんに、店員役の小学生が対応するというロールプレイを通じて、買い物のルールを学びました。
後半は、班に分かれて、5000円の予算でホームパーティーのための買い物を考えました。
小学生はとても元気に取り組んでいました。
来年度から本格実施の学習指導要領に対応した授業の参考に、現職の小学校の先生も見学に来てくださいました。

今年度、新たに実施した「なるっ子パワーアップ教室」は、学園都市ならではの学びの場を提供しようと大学施設開放事業を小学生の夏休みに行ったものです。
「買い物マスターになろう」の他にも以下のプログラムが実施され、いずれも本格的かつ体験的な学習が大好評でした。

令和元年8月6日（火）「目指せ染色名人！」
藍立て技法による”藍染め”と草木染め後媒染技法による”茜染め”の染色体験をしました。本格的に実験器具も使って原理を学んだ後に、ハンカチ4枚を思い思いに染め上げました。

令和元年8月7日（水）「やってみよう！プログラミング」
プログラミングアプリ Springin' を使って、ピタゴラ装置を作りました。
思いついたことをどんどん試したり、自分が作ったものを友達と見せ合ったりしながら、それぞれがオリジナルのピタゴラ装置を開発しました。

令和元年8月8日（木）「英語で楽しもう！Let’s Try in English!」
各国で教員をされている留学生を招いて、英語でインタビューして先生のことを知り、それをまとめて皆の前で先生を英語で紹介するという班活動を行いました。

講座に参加した小学校4～6年生の子ども達からは、「面白かった！」「知らなかったことを勉強できて良かった」「一緒に参加している人と仲良くなれた」などの感想を聞くことができました。
また、保護者からは、「夏休みの自由研究の題材になる」との喜びの声が聞かれました。