本学では標記の研究集会を北京師範大学(中国)と共催により,次のとおり開催する運びとなりましたので,ご案内申し上げます。
1 研究集会主題
『教師教育の質と基準』
2 研究集会の目的
知識を基盤とした国際的な大競争時代を迎えた今日において,人材育成における質保証は世界各国共通の重要な教育課題になっています。こうした課題に対応するため,教師教育に携わる者は,教員養成の高い水準を確保し,教員が採用後も絶えず質の向上に努めていけるような体系的な教師教育システムを構築する力量を問われています。
このような問題意識を踏まえて,平成22年12月には,鳴門教育大学を会場として「第4回日中教師教育学術研究集会」を開催しました。そこでは,思想哲学・免許制度・カリキュラム・教科指導・教員研修等多方面からの教師教育に関する活発な議論が交わされ大きな成果をあげました。
「第5回研究集会」では,教師教育の質的向上を目指しながら,中国及び日本の教育現場に活かすことのできる教師教育システムの構築について,両国の実践的経験・学問の蓄積をもとにして,共同研究プロジェクトの構築につながる具体的な改革案を提案していくことを目的としています。
3 研究・討議の柱(分科会の研究主題)
(1) 教師資格と採用制度
(2) 教師の資質(学術、技術、文化と教師像)
(3) 教師の資の評価
*研究発表の申込み状況,中国側の都合により,変更する場合があります。
4 期間
平成24年9月14日(金)~9月18日(火)
5 場所
北京師範大学教育学部
6 日程
平成24年9月14日(金):出国
平成24年9月15日(土):北京市の教育施設等見学
平成24年9月16日(日):開会式,基調講演,分科会
平成24年9月17日(月・祝):(午前) 分科会,研究の交流,まとめ,閉会式
平成24年9月17日(月・祝):(午後)北京師範大学附属学校見学
平成24年9月18日(火):帰国
7 主催者
北京師範大学,鳴門教育大学
8 大会学術委員会
主席 | 中国側 | 石 中英 | 北京師範大学教育学部長 |
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日本側 | 田中 雄三 | 鳴門教育大学長 | |
委員 | 中国側 | 朱 旭東 | 北京師範大学教師教育研究センター主任 |
朱 小蔓 | 北京師範大学教育学部教授 | ||
王 本陸 | 北京師範大学教育学部教育課程・教育実践研究院長 | ||
梁 威 | 首都基礎教育研究院執行院長 | ||
日本側 | 若井 彌一 | 上越教育大学長 | |
棚橋 健治 | 広島大学大学院教育学研究科長・教育学部長 | ||
西園 芳信 | 鳴門教育大学理事・副学長 | ||
山下 一夫 | 鳴門教育大学理事・副学長 | ||
戸北 凱惟 | 上越教育大学理事・副学長 |
9 大会実行委員会
主席 | 中国側 | 李 家永 | 北京師範大学教育学部副学部長 |
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日本側 | 梅津 正美 | 鳴門教育大学教授 | |
委員 | 中国側 | 武 海涛 | 北京師範大学教育学部外事主任 |
姜 星海 | 北京師範大学教育史・教育文化研究院副教授 | ||
宋 萑 | 北京師範大学教師教育研究センター講師 | ||
日本側 | 長島 真人 | 鳴門教育大学教授 | |
秋田 美代 | 鳴門教育大学教授 | ||
梶井 一暁 | 鳴門教育大学准教授 |
10 大会言語
中国語,日本語または英語
(集会当日は,中国側が,日本語の通訳を配置します。)
*英語による発表については,通訳はありません。
11 開催経費
中国側 大会運営費
日本側 北京までの交通費,滞在費
- 注(1) 集会参加費は無料です。
- 注(2) 参加者の交通費,滞在費等は自己負担とします。
- 注(3) 現地集合,現地解散を原則とします。ただし,本学関係者と行動をともにすることを希望される方はあらかじめご連絡願います。
- 注(4) 宿泊先は,斡旋します。
12 大会参加申込み
本研究集会への参加希望者は,別紙「参加申込書」を鳴門教育大学のホームページからダウンロードし,必要事項をご記入の上,平成24年4月27日(金)までに準備委員会プログラム担当へ必ず電子メールに添付して申し込みください。
なお,大学院生(博士・修士)の参加については可能ですが,修士の場合は指導教員が参加することを条件とします。また,発表については,博士課程の大学院生のみ単独発表を認め,修士課程の学生は指導教員との共同発表のみ認めます。
集会参加費は無料ですが,宿泊費等の詳細は参加人数が確定した後に,参加者に対し「第2次案内」として電子メールでお知らせします。
- ダウンロード
- 申込書(48KB) 記入例(148KB)
13 研究発表の要旨
研究発表の要旨の作成について,担当者から該当者に対して電子メールで通知しますので,通知を受理しましたら平成24年5月31日(木)までにWord形式(10.5ポイント,500文字以内,必ず日本語)で作成し,電子メールに添付して提出願います。
また,発表者は「研究発表の要旨(日本語)」以外に「大会当日の研究発表内容(日本語)」を期限までに提出する必要がありますのでご注意願います。
なお,中国語への翻訳については鳴門教育大学が行い,北京師範大学に提出します。期限以降の中国語の翻訳の提出分については,自費負担となりますので,くれぐれもご注意願います。
14 大会当日の研究発表内容
大会当日の研究発表については,北京師範大学側が大会当日の通訳を準備します。通訳者が発表内容の事前準備にあたり「大会当日の研究発表内容」について,平成24年8月17日(金)までにWord形式(日本語)で作成し,電子メールに添付して提出願います。(詳細は後日お知らせします。)
15 成果物
研究集会終了後にプロシーディング(中国語,日本語,英文要旨)を北京師範大学が作成します。そのために,日本側の窓口として本学がプロシーディングの論文をとりまとめ北京師範大学に送付する予定です。(詳細は後日お知らせします。)
- 申込先及び要旨提出先
- 〒 772-8502 徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
第5回中日教師教育学術研究集会 準備委員会プログラム担当
鳴門教育大学 芸術系(音楽)コース 長島 真人
E-mail:nagashi@naruto-u.ac.jp
最終更新日:2016年12月14日