国際教育コース紹介

地域連携センターの睡蓮
院生による専攻・コース紹介を、インタビュー形式で紹介しています。
 

  

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教科・領域教育専攻
国際教育コース

山田 智英さん

平成28年度入学

元東京都小学校教諭

非常に具体的で実践的な講義を受けることができます。

平成29年3月収録

 
山田さんの合格のための秘訣を教えてください。
 国際教育協力について、関心をもって日々過ごすようにしていました。意識して生活していると、新聞の中の小さな記事にも気がつくようになりました。また、国際協力に関する本や雑誌を読むことで必要な知識が身についたと思っています。そして、JICAや国際協力関係のNGOが行うイベントなどにも積極的に参加するようにして、最新の情報を手に入れたり、実際に途上国に行った人から話を聞いたりしていました。英語については、入試ではあまり重要視されていませんが、入学後のことを考えて勉強を続けていました。単語や文法を覚えることも大事ですが、それ以上に英語でコミュニケーションをとる力が大学院では必要になってきます。そのために、入学前にフィリピンの語学学校で約2ヶ月英語を学びました。

 

国際教育コースの魅力を教えてください。
 国際教育コースは、国際教育協力の専門家を養成することを一つの目的としています。そのため、JICAの専門家として派遣された経験や、大学で行われている途上国教員の研修に長年携わっている先生が多く在籍していて、非常に具体的で実践的な講義を受けることができます。また、鳴門教育大学では大洋州諸国、モロッコ、モザンビーク、ジブチ、パプア・ニューギニア、アフリカ諸国などの研修会が開催されているので、その研修会に参加させてもらうことも可能です。また、ジャマイカでの短期ボランティアを大学とJICAの合同プログラムとして行っていて、私は10週間ほど派遣してもらいました。ジャマイカでは、小学校で子ども達に算数を教えたり、教育省の職員と合同でワークショップを開催したりするなど、貴重な経験を積むことができました。

 

国際教育コースに進学した動機・きっかけは?
 東京都で小学校教諭として勤務した後、JICAの青年海外協力隊に参加して、大洋州に位置するミクロネシア連邦のヤップ島に派遣されました。そこでは、現地の小学校に算数教師として配属され、子ども達に直接算数を教えたり、現地の先生向けの研究授業会を開いたりしていました。協力隊員として活動をしている中で、苦労することやうまくいかないことも多く、今後も国際協力の世界に関わっていくためには専門性を高める必要があると考えるようになりました。そんな時、鳴門教育大学の先生がJICAの調査のためにヤップ島に来島されました。そこで、鳴門教育大学で国際教育協力について勉強できるコースがあることを教えてもらい、興味をもちました。その後、大学のHPなどで情報を集め、協力隊から帰国後に大学院に進学することを決めました。

 

入学しての本学の印象はどうでしたか?
 大学は町の中心から離れているため、とても静かで落ち着いた場所にあります。私は学生寮に住んでいるのですが、大学に近く寄宿料も安いため、勉強に集中できる良い環境だと感じています。また、入学後に小学校教諭二種免許状を専修免許状に上申できることが分かり、大学院の講義だけでなく学部の講義も受講しています。大学院の学生もそうですが、学部の学生はとても意欲的で、積極的に授業に参加しているため、彼らから学ぶことも沢山あり、良い刺激を受けています。

 

おすすめ授業科目について教えてください。
 ・初等理科教育論・・・理科教育の目標、方法などの講義を受けた後に、小グループに分かれて模擬授業を行います。模擬授業の準備では、担当教官の指導の下、教材研究・授業計画・指導案の作成方法について学ぶことができます。また、模擬授業後には検討会を行い、学生同士が学び合う機会もあります。
 ・教育研究・調査・・・国際教育協力の研究・調査に必要となる手法について学ぶことができます。先生によるレクチャーだけでなく、学んだ手法を活用した演習も用意されているため、実践的な力が身につきます。また、パソコンソフトを使った統計の手法も学ぶことができます。

 

大学院修了後のことについて。
 大学院で勉強している中で、途上国における教育協力の重要性をより意識するようになりました。私は、世界中のすべての子ども達に、平等な機会と選択肢を与えることができる一つの方法が教育だと思っています。そのため、大学院修了後は国際教育協力に携わっていきたいと考えています。国際関係のNGOや開発コンサルタント、JICAの専門家など国際協力に関わっていく方法はたくさんあると思うのですが、私はJICAのジュニア専門員になることを目指して、現在勉強しています。そして、将来大学院で学んだことを活かして、日本の国際協力に貢献できる人材になりたいと思っています。
 
山田さんの1年次前期の時間割(平成28年度)
時限
    社会科授業研究   こころの発達支援研究
幼年発達と幼児教育内容論 子どもの発達支援 初等理科教育論 国語科授業研究 教育研究・調査
初等社会 保健体育科教育学研究   教科教授学習論 国際教育人間論
教育制度・経営論 算数     健康科学研究
  国際教育総合セミナーⅠ      

集中講義:国際教育演習Ⅱ、国際教育協力論、課題研究Ⅰ、社会言語学研究、対照言語学研究 

 

大学院授業科目
学部授業科目

 

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教務企画部入試課入試広報係
電話:088-687-6135