鳴門教育大学
 
大学院概要 高度学校教育実践専攻 教科・総合系 保健体育科教育コース

 保健体育科教育コースでは,教科教育学とスポーツ科学の知識を踏まえ,カリキュラムや授業を設計・実践し,演習や実習を通して保健体育科を学校教育全体の中で捉える視野を身につけ,授業実践能力を育成することを目指しています。 

現在進行中の教育改革,教員の働き方改革などに伴い,教員に求められる職務や,それに必要な資質・能力にも変化が予見されます。令和時代の教育課題に適切に対処できる教員像として,「自律的に学び続ける力」,「新たな課題に対応できる力」,「組織的・協調的に課題解決できる力」が求められています。保健体育科教育コースではこれら教員に求められる資質・能力を涵養するための実践的カリキュラムが提供されます。 

保健体育科においては,教育職員免許法で定められた,教科内容を理解する方法としての学問的側面と,それらを運動学習やスポーツの場で活用し運動パフォーマンスとして発揮するための技能的側面が求められます。これら両者を理解し,その組み合わせの妙を活かした効果的な指導ができる教員の養成を目指しています。 芸術・体育系の教科横断型の科目も受講し,さらに,附属学校,公立学校で行われるフィールドワークにより,教育現場の実地研修や自らの課題解決に取り組みます。 本コースの担当教員は,大学内の教育・研究だけでなく,学会や研究会,関連する行政組織(教育委員会やスポーツ協会等),競技団体をはじめとする体育・スポーツの組織,地域活動などと連携した活動も行っています。このような社会活動に関与することも,教職大学院での研究活動の醍醐味です。外部組織との連携を通して,自分が果たすことのできる役割やその適性などを知り,歩むべきキャリアとしての確かな道を見出すことができるでしょう。 

 
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