スミソニアン熱帯研究所



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スミソニアン熱帯研究所について

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 スミソニアン熱帯研究所はワシントンに本部のあるスミソニアン協会の研究機関の一つで、パナマ市内の西部、バルボアに本部があります。本部には多くの研究室や標本室、オフィス、そして立派な図書館があり、たくさんの研究者がいます。毎週火曜日の12時からセミナーが開かれ、熱帯に関する最新の研究成果が発表されています。また、図書館には、世界中の一流誌や多くの書籍が揃っていて、スミソニアンの研究者のみならず、一般の学生なども利用できるようになっています。

 パナマ国内には、この本部のほかにいくつかの研究所がありますが、なかでも生態学研究者の間で有名なのがバロ・コロラド島(Barro Colorado Island: BCI)です。ここには、主に、海外からの研究者が滞在しています。また、バロ・コロラド島に近い運河沿いの町、ガンボアにも研究所があって、ここには、主にスミソニアンの専属スタッフがいます。

 その他に、パナマ市内からほど近いナオスには海洋研究所があり、ここでは海産生物の研究が行われているほか、最新の分子生物学的な設備が揃っているため、分子生物学的手法を用いた系統学や生態学の研究も行われています。また、カリブ海がわの有名な観光地、サン・ブラス諸島にも海洋ステーションがあります。

 これらの研究所で研究をするためには、研究を開始する3ヶ月前までに申請書および研究計画書を送る必要があります。これが、専属スタッフによって審査され、妥当と見なされれば、許可されます。







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