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在学生からのメッセージ

教員養成特別コース

近江 佑太

経済的な理由から、企業で働きながら京都の大学を卒業しました。それでも、教師への夢は諦めきれずに、大学院で学びたいと思っていました。ぎりぎりになって経済的な援助が得られることになり、3月に入ってから大学院の準備をしました。

一年半の教育実習があるということを大きくかかげていた鳴門教育大学の教職大学院は魅力的でした。ここなら自分が学びたかった学級経営や季節ごとの行事へのアプローチの仕方などが実際に経験できるのではないかと思いました。約7ヶ月小学校で実習させてもらったのですが、学部の教育実習では見ることができない子どもたちの変化を目の当たりにできたのが良かったと思います。担任の先生がどんなふうにアプローチして、子どもがどのように変わっていったか、その過程がよくわかりました。

昨年の9月からの実習では、すでにクラスが出来上がった状態でしたが、4月から始まる実習では、どんな学級方針を決めて、どういう学級をつくっていくか、はじめから携わっていくことができるのが楽しみです。また一年間お世話になるメンターの先生とのコミュニュケーションも勉強になると思います。自分が教師になったときに即実践できそうなことを、たくさん吸収していきたいと思います。



教員採用試験の勉強では、大学院の先生方で課外授業を開いてくださったことが良かったと思います。自分ひとりでは怠けそうになるところを、習慣づけて学習することができました。次年度からは、教採対策がカリキュラム含まれるそうなので、より合理的に勉強できると思います。教職大学院は、現職教員のコースと新人教員のコースに分かれていますが、中に入るとコースには関係なく混合の4つのグループに分かれています。ひとつのグループの中にさまざまな専門の知識や経験を持つ現職の先生方がいらっしゃるので、多方面からのアドバイスをうけることができます。指導案をつくるときも不備を指摘して頂いたり、授業や子どもたちのことで悩んだときも相談にのってもらったりしています。また、私生活でも食事をごちそうになったり、遊びに連れて行ってもらったりと、教え子のように可愛がって頂いています。たくさんの人との絆も生まれ、人間的にもさまざまな勉強ができる素晴らしいところだと思います。



教員養成特別コース

細峪 亜矢

私は学部も鳴門教育大学だったのですが、2年生のとき、教職大学院に行かれていた先輩から、「教師になって教壇に立つ前に子どもたちのことや授業のこと、学級経営のことをたくさん知っておくことは大事だよ」と聞いていたのですが、そのときは実感がありませんでした。学部3年のときの1ヶ月の教育実習では、子どもと関わっていくのが精一杯で授業をどうすすめたらよいのか、わからないまま終わってしまいました。とても満足できる実習ではなかったのです。このまま教師になる自信がなかったし、もし、なれたとしても子どもに対して失礼だと思いました。自分に足りない部分を補いたい、教職大学院で学びたいという思いが強くなったのです。

昨年の9月から現場に出て、何回か子どもたちの前で授業をさせてもらいました。授業後、担任の先生はもちろん校長先生やたくさんの先生方にアドバイスを頂き、大学にもどってからは録画した授業の動画をみて、反省することができました。この振り返りが大変よかったと思います。また、現場で難しいのは問題があったとき、子どもとどう接していくかということです。それまでは指導するときは、はっきり叱ってもいいものだと思っていました。しかし、叱り方も頭ごなしに言うではなく、辛抱強く子どもたちの意見を聞いてあげること、そして、子ども自身に考えさせ問題解決に導いていくことが大切だ、ということがよくわかりました。4月からの実習では、一年間あるので、もっと積極的に子どもたちと関わっていけるのではないかと思います。担任の先生の考え方によって学級経営も変わってくるので、メンターの先生ともよく話し合って、もっと深く携わっていきたいと思います。



教職大学院には、いろいろな経験を積んだ現職の先生方もいらっしゃるので、様々なことを教えてもらうことができます。いろいろな悩みも、大学の先生はもちろん、現職の先生方にも気軽に相談できるアットホームな雰囲気があります。皆さんで交流を深めるイベントもあり、オフの時は和気あいあいと楽しんでいます。教員採用試験の対策では、いろいろ資料を頂いたり、面接や実技の指導を直接していただいたりと、大変お世話になりました。おかげさまで在学中に合格することができました。ほんとうに私たちのよきサポーターとして皆さん応援してくださるので、自然とモチベーションが上がってきます。

教職大学院への進学を考えていらっしゃるのなら、気軽に大学院の先生に問い合わせてみてください。教員への道がぐっと近くなってくるのではないかと思います。



教職実践力高度化コース

有月 義明

教職大学院の魅力
ここ十数年間、情報教育主任を担当していました。学校評価結果の考察をHPで公開することも職務でした。でも、教務主任さんからの原稿をアップロードする役目を果たすだけではいけない、「自分で分析する力」をつけたいと考えていたところ、大学院の案内を目にしました。プログラムの趣旨は、どれをとっても私の望む学修取組にぴったりでした。ただ、わずか2年で力量を高めることが可能だろうかという不安はありました。この不安を打ち消す魅力が、「様々な角度から見直す」機会を得られることにあります。二十余年の実践にこだわらず、視点をガラッと変えられることは画期的な転機となります。

教職大学院に入学して
入学前から「共通理解」は合言葉でした。教職大学院では、さらに納得課題形成の概念を学びます。「共有課題の価値」を判断するためには、俯瞰力が不可欠です。「2年しか…」と焦りがちの私が、今では、七百数十日の研究専念期を与えられたとポジティブ思考に傾きつつあります。先生方は、「自分が本当にやりたいこと」の実行に必須の、的確な方法論や組織論を簡明に教え導いてくださるので、感謝しております。また、いろいろな地域から、様々な立場を経験しておいでた仲間集団にも出会え、これほど仲良く支え合いながら勉強に励めるとは、期待した以上の所です。そして実はこれこそが、教育現場で子ども・教員集団が活性化できた暁のゴールイメージなのかも知れません。