家庭科教育コース - 国立大学法人鳴門教育大学

コース専任教員

きむ じょんぎゅん

金 貞均(住居学、住生活学)

住まい方は生き方!住まいのかたちや住生活の仕方には様々な家庭や家族、個人の生き方が反映されています。また、「住む(生活する)こと」は一戸の住宅の中で完結されず、周辺の環境や地域・人と深く関わっており、それらとの関係抜きに住まい・住生活の改善・向上は図れないのです。

時間軸と空間軸から今日の住まいと住生活を見直し、新しい住文化の創造に寄与しうる教育・研究の世界へみなさんを案内します。まずその道への扉をノックしてください。お待ちしています。

現在の研究テーマ

多様化・複雑化しつつある住宅問題を実態調査及び住宅統計資料等を用いて考究し、変化の方向性を探る実証的研究を行っています。特に、現代家族の分散居住現象がもたらす新たな居住システム(ネットワーク居住)の実態解明及びそれが及ぼす居住計画や住宅政策への影響について研究を進めてきました。なお、その研究の成果をふまえ、東アジアにおける比較居住研究のために、日本と韓国において民家を含む住宅調査を行っています。

ゼミ研究では学校教育における住教育のあり方や住教育実践教材研究を進めています。特に住まいや住生活を取り巻く状況と問題について、住まいの安全性と健康性、地域性、住環境、居住福祉、住文化といった観点から考究し、その成果を用いて住教育実践教材としての活用を検討しています。

卒論・修論のテーマ

卒業論文テーマ

  • 徳島県における住宅問題の実態-社会教育としての住教育の課題考察-
  • 徳島県におけるバリアフリー教育の実態
  • 徳島県における高齢者の居住関係網の形成実態-高齢者単身・高齢者のみの世帯を中心に-
  • 住まいの公的空間に関する調査研究
  • 学生宿舎における大学生の住生活実態
  • 住教育における体験的・視覚的教材の開発-住まいの「安全性」と「健康性」を中心に-
  •   
  • 住宅の間取りに関する研究-親子のつながりに着目して-
  • 絵本を用いた教材開発-小学校家庭科住居領域における実践を目指してー
  • 日本の漫画・アニメにみる子供部屋の研究-子供部屋の使用方法と人との関わり方に着目してー

etc.

修士論文テーマ

  • 地域に根ざした住教育のあり方-教師への支援体制づくりを目指して-
  • 高齢者福祉の視点から考える住教育-地域の実態を考慮した教材開発に向けて-
  • 学校教育におけるまちづくり学習に関する研究-NPO法人との連携を通して-
  • 高等学校家庭科における住居分野の教材開発-色彩を用いて-
  • 小学校家庭科における環境配慮型住教育に関する実践的研究
  • 福祉的視点からみた徳島県の高齢者居住の実態と課題-地域に根ざした「総合的学習」への基礎資料づくりを目指して-
  • 現代日本の住宅における間取りの再考察

etc.

主な研究業績

著書

論文

最新の研究業績は、以下に掲載しています。

担当授業科目

学部

住居学概論(製図を含む)、住生活学、住居設計・製図、初等家庭、中等家庭科教材論、中等家庭科教育特論、初等中等教育実践基礎演習、初等中等教科教育実践I、初等中等教科教育実践III

大学院

住生活学研究、住生活学演習、教育実践フィールド研究(家庭科)、課題研究I・II

所属学会

日本建築学会、都市住宅学会、日本家政学会、日本家庭科教育学会、韓国住居学会、Asian Regional Association for Home Economics 、International Federation for Home Economics

学術関係の受賞

日本建築学会優秀修士論文賞(1993年)、 日本建築学会東北支部 東北建築賞研究奨励賞(1997年)、日本建築学会奨励賞(1997年)

最近の社会的活動

徳島市住生活基本計画検討委員会委員(平成24年7月~平成25年3月まで)
 徳島県総合計画審議会委員(平成14年11月~現在に至る)
 鳴門市環境審議会委員(平成14年8月~現在に至る)