1 鳴門教育大学の現状
1981年に開学。来年20周年を迎えようとしている。平成10年に学部の改組を行い、学校教員養成課程に1本化、幼・小・中・養・障、170人の定員が100人になり、スタッフを3名欠員とした。
徳島県では昨年度の義務教育教員の採用が10名であり、教員の採用も厳しい状態である。今年度の前期の大学院試験では、生徒指導コースは、15名の定員に対して60名以上の応募がある。
平成13年度より生徒指導コースを教育臨床コースと改称し定員を40名以上とする。学校教育研究センターを学校教育実践センターとし、その中に教育相談室を設け、坂先生を教授として8名の形にする。大学院を修了と同時に、臨床心理士の受験資格が得られるようになる。
また、定員30名、スタッフが8名で、総合学習開発コースをスタートさせる。2002年の実施に向けて遠隔教育の導入へ持っていく。
1年制の大学院の開設。来年4月より、教員を休業して履修できる保障がもうけられる。
今後の課題として、教員のための専門大学(大学院)をと考えている。
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