自己の感性を磨く 自分を知る
         鳴門教育大学 葛西 真記子

本日のスケジュール
構成的エンカウンター・ グループ
自己を知る、他者を知る
ロールプレイング

構成的エンカウンター・グループ
●人間としての自分の生き方を検討する心理教育(Psycho-education) の一方法
●生き方を検討するとは、思考・感情・行動を意識化すること
●Psycho-education とは、問題行動等の予防や能力・興味・認識・行動・感情のさらなる開発・促進のために多人数を対象に行うもの

構成的エンカウンター・グループ
●学校での目的
・人間関係づくり、話す力、聞く力
・自尊感情、生きる力、自己への気づき等
●学校における効果
・不登校・いじめ予防
・コミュニケーションづくり
・教師と生徒の関係づくり
・各エクササイズの特色による効果

●インストラクション
・導入(リラックス)
・説明(簡潔に)
・教師の体験(自己開示)
・教師も成長
●配慮すべきこと
・ダメージの予防  抵抗を取り除く
・フィードバック  教師がモデルとなる
・グループの動きに注意  実施状況を吟味
・自己開示をためらわない  かじをとる

●シェアリング
・考えてみる
・自己表現してみる
・わかちあってみる
●なぜ構成法か
・所定の時間内
・参加者の状況に応じての組み立て
・枠がある
・多人数でも可

実施上の注意点
●時間の確保
●環境、マナーを整える
●教師もマナーを守る
●リーダーとしての態度
●状況をみて柔軟性をもつ

傾聴 訓練のロールプレイ
●5つの具体的技法
・受容(自分の価値観等を横に置いて聞く)
・繰り返し(相手の感情を確認する)
・支持(相手の 話 を支える )
・質問(オープンクエスチョンで)
・明確化(相手の言葉に下に潜んでいる感情を指摘する)
●身体的かかわり(非言語的コミュニケーション)
・真正面に向く
・開放的な姿勢をとる
・上体をのりだすようにする
・時々相手の目をみる
・適度にリラックスする

Copyright 2005 Naruto Association of school Guidance and Counseling:Last Updated 2005.10.22