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令和6年11月10日(日)に防災公開イベント「学校が避難所になったら-能登半島地震からの教訓-」を開催しました。午前に実施した報告と講演では,会場及びオンライン同時配信により,学校関係者,学生,地元住民等,約100名の参加がありました。
まず,本学の阪根健二特命教授から7月の能登半島視察報告があり,その後,石川県立輪島高等学校校長の平野敏氏を講師にお迎えし,発災から現在までの校長としての取り組みや教訓を,また被災されたご自身の体験を,多くの写真を交えてお話いただきました。実際に経験されたからこその貴重なお話ばかりでした。参加者からは,「とても大変な環境の中でも常に子どもたちのことを一番に考えて判断されていることが伝わってきました。」「生徒たちを守る立場としての考え方を学ばせていただきました。」「取組をお聞きし,自分にできる事をしっかりと考え,形にしていきたいと思いました。」「先生方や生徒たちの姿が浮かび,時々胸の熱くなる思いをしながら聞かせていただきました。そしてたくさんのことを学ぶことができました。」等々の感想が寄せられました。
また,フェーズフリークリアファイル作成や避難所の遊びの再現(ブロック玩具の活用)も同時に実施され,午後にはユレタキャラバンの実演があり,体験したお子さんからは「楽しかった」「また遊びたい」との声が聞かれ,終日大盛況のうちに終了しました。
視察報告(鳴門教育大学 阪根 健二 特命教授)
講演(石川県立輪島高等学校 平野 敏 校長)
会場の様子
令和6年10月18日(金),地域貢献および地域連携センター事業の一環として,防災講演会「液状化の課題と対策-能登半島地震からの教訓-」を開催しました。講演会は,会場及びオンライン同時配信により開催し,教育関係者,学生,地元住民等約100名(うち38名がオンライン)の参加がありました。
本学阪根健二特命教授による司会進行のもと,高知大学教授兼防災推進センター副センター長の原忠氏を講師としてお招きし,地盤防災の専門家である同氏が行った能登半島地震での液状化の現地調査から得られた教訓や,東日本大震災における自らの被災経験に基づく液状化の恐ろしさを,実際の動画や写真を交えながら解説いただきました。その上で,南海トラフ地震により将来,鳴門教育大学や周辺地域が直面する液状化の被害や対策等について,同地域の地形や地盤の特性を踏まえ,科学的見地から助言や啓発がなされました。
参加者からは「液状化と津波が同時に来ることの恐ろしさについて,実際の動画を見て衝撃を受けた」「揺れや津波にばかり意識が向いてしまいがちだが,液状化に対する備えも非常に重要であることを実感し,とても貴重な学びになった」等の感想が寄せられ,盛況のうちに終了しました。
講演の様子(高知大学 原 忠 教授)